「セイント・フランシス」の脚本・主演ケリー・オサリバンと監督アレックス・トンプソンが共同監督を務め、壊れかけた家族の絆が再生していく様子を「ロミオとジュリエット」の物語に重ねて描いたヒューマンドラマ。
アメリカの郊外の街。建設作業員のダンは家族に起きた悲劇から立ち直れず、仲の良かった妻や思春期の娘とすれ違う日々を過ごしていた。そんなある日、彼は見知らぬ女性に声をかけられ、アマチュア劇団の舞台「ロミオとジュリエット」に参加することになる。経験もなく乗り気になれないダンだったが、個性豊かな劇団員たちと過ごすうちに居場所を見いだしていく。やがて突然の変更でダンがロミオ役に大抜てきされるが、自身のつらい経験が重なり演じることができなくなってしまう。そして本番当日、家族や仲間の思いが詰まった舞台がついに幕を開ける。
シカゴの舞台や映画に出演してきたキース・カプフェラーが不器用な父ダンを繊細に演じた。それぞれ俳優で実生活でもキースの家族である妻タラ・マレンと娘キャサリン・マレン・カプフェラーが劇中でも妻役と娘役を務め、「逆転のトライアングル」のドリー・デ・レオンが共演。
ネット上の声
- 最後のカーテンコールのシーンは圧巻。主演二人の演技に引き込まれて、気づいたら涙が止まらなかった。今年ベスト級の感動作だと思う。
- めちゃくちゃ泣いた。観終わった後の余韻がすごい。観てよかった。
- 夢を追うことの素晴らしさと厳しさを描いていて、自分も頑張ろうって思えた。全体的には満足です。
- ストーリーは良かったけど、全体的にちょっと淡々としてたかな。もう少し盛り上がりが欲しかったかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督ケリー・オサリヴァン
- 主演キース・カプファラー