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閉店後の夜のスーパーを舞台に、どこまでも続く無駄話を通して、無為に見える時間に潜む密かな思いを描いた会話劇。
個人経営のスーパーの閉店後。バイトのシフトがよく重なる大学生の安達、売れない役者の石川、フリーターの内田。安達はひたすら面白くもない無駄話をふっかけ、石川がひょうひょうと応酬し、内田はひとり黙々と仕事をする。バイト先の知り合いでしかない関係性の中、執拗に話を続ける安達には、彼女なりの理由があった。
「劇団コンプソンズ」に所属し、舞台や映像作品で活躍の幅を広げる俳優・細井じゅんによる初監督作品。細井が脚本も務め、出演も果たした。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024国内コンペティション短編部門で観客賞を受賞。MOOSIC LAB 2025では、細井じゅんと日高七海が俳優賞をダブル受賞した。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督細井じゅん
- 主演日高七海
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東京・下北沢に実在する小さな喫茶店「こはぜ珈琲」の閉店・移転までの2カ月をつづった、ユーモラスで少し切ない会話劇。2025年5月に新店舗へ移転した同店の店長・谷川隆次氏の、18年間営業した旧店舗を映画に残したいという思いを受けて、俳優・監督の細井じゅんが脚本を執筆し、メガホンをとって映画化した。
下北沢で長らく愛されてきた喫茶店「こはぜ珈琲」は、移転を控えながらも、店長とベテランバイトの島田、新人バイトの須藤らが切り盛りしながら、マイペースな日々を送っている。常連客の青木は、仕事の休憩時間をここでひとり過ごすことがルーティンになっていた。武田、塚本、伊藤らそのほかの常連客や店員たちの間では、少し奇妙でさまざまな関係性が生まれていくが、それによって青木の中でも、変わっていくものと変わらないものがあった。
青木役の藤原さくら、店長役の柄本時生、常連客を演じる細井じゅん、山脇辰哉、東野良平、アルバイト役の日高七海、瀬戸璃子に加え、磯村勇斗、岡田義徳も特別出演。下北沢に縁の深い曽我部恵一が、新曲「エンディング」を主題歌に書き下ろした。
ネット上の声
- 喫茶店のこの感じ良いよね
- 最後のおじさんがいい!
- くだらないやり取りに何を見せられてるんだととても笑いました
- 大阪アジアン映画祭にて見ました
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間55分
- 監督細井じゅん
- 主演藤原さくら
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思い描いたような人生が送れず将来に対する漫然とした不安や焦燥感を抱くなど、人生の1/4が過ぎた20代後半から30代が陥りがちな心理状態である「クォーターライフクライシス」をテーマに描いた作品。監督の宮森玲実が主演も務め、インディーズ映画の登竜門である第18回田辺・弁慶映画祭で俳優賞を受賞した。
小説家を目指して上京したものの、泣かず飛ばずな25歳の女性のぞみ。彼女の頭の中では、田舎暮らしの高校生18歳のノゾミが、ちゃんと有言実行したか、東京でとひと花さかせたかと問いかけてくる。変わりたいのに変われないもどかしい人生に抗いながら、18歳の自分と対峙する25歳ののぞみは、それまで向き合うことのなかったさまざまな事柄に気がついていく。
日本大学芸術学部映画学科を卒業し、コロナ禍の頃から映画制作を開始したばかりの宮森玲実の初監督作品で、監督、脚本、プロデューサーのほか主演も自ら務めた。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」(24年5月9日~6月5日=テアトル新宿/24年6月20~26日=テアトル梅田)で劇場上映。
ネット上の声
- 「井の中の蛙大海を知らず」
- なるようになっただけ
- 応答せよ、行動せよ
- ホットなのかい…?
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督宮森玲実
- 主演宮森玲実