私立探偵の男が失踪した女性を捜すなかで自分自身の過去の傷と対峙する姿を描いたヒューマンドラマ。
元警察官で現在は探偵事務所を営む北見次郎のもとに、若い女性の失踪事件についての依頼が舞い込む。新人の探偵候補・伴直樹とともに調査を進めていくと、20年前に起きた事案との共通性が浮かびあがってくる。かつて思いを寄せた女性の失踪や裏切りなど、これまで封印してきた自身の過去に向きあうことになる北見だったが……。
俳優の発掘・育成を目的に現役映画監督・プロデューサーによる演技指導と映画製作を行う企画「ゴールデンエッグ・プロジェクト」の長編作品として製作され、同プロジェクトのオーディションで選ばれた総勢67人の俳優が出演。「おめでとう、ありがとう。」などの短編映画で数々の賞を受賞し、ドラマやMVなどの演出・撮影も手がける飯野歩がメガホンをとった。
ネット上の声
- 最初は静かな映画だなって思ったけど、観終わった後じわじわくる。まさにスルメ映画。もう一回観たいな。
- インディーズならではの空気感が最高でした。心に残る一本。
- 優しい嘘か、残酷な真実か…。色々考えさせられる深いテーマでした。役者さんの演技も自然で引き込まれます。
- 「残酷な事実より優しい嘘」というテーマは良かったけど、全体的に展開が少し退屈に感じてしまったかな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督飯野歩
- 主演松坂龍