クラシックの超難曲「ラ・カンパネラ」のピアノ演奏を独学で成し遂げた九州の海苔師・徳永義昭さんの実話を基に描いたヒューマンドラマ。
佐賀の有明海で、30年以上にわたり過酷な自然と闘い続けてきた海苔師の徳田時生。繁忙期が明け、気が抜けたようにパチンコに通いつめる毎日を過ごしていたある日、自宅でテレビから流れてきた情熱的なピアノの音色に衝撃を受け、自分も同じ曲を弾いてみたいと思うように。それは、プロのピアニストもひるむほどの難曲として知られるフランツ・リストの「ラ・カンパネラ」だった。それまで音楽とは無縁の人生を歩んできた彼は楽譜すら読めず、妻や息子からは猛反対されるが、楽譜を購入して1日4時間から8時間ピアノに向かい練習を重ねていく。
伊原剛志が主演を務め、1日6時間ピアノを猛特訓して実際に「ラ・カンパネラ」を演奏。南果歩、大空眞弓、不破万作、緒方敦が共演。「さよなら、クロ」など数々の映画で製作を手がけてきた鈴木一美が初監督を務めた。
ネット上の声
- 情熱の力ってすごい!感動しました!
- 伊原剛志さんのピアノ、まさか本人が弾いてるとは…!役者魂を感じました。タフな役のイメージだったけど、こういう役もいいですね。
- 有明海の海苔師さんの話。普段何気なく食べてる海苔が、こんなに情熱をかけて作られてるんだなと知れて良かった。家族の絆にも泣けます。
- 「やれば出来る」っていうメッセージは分かるけど、そんな単純じゃないよな〜と思っちゃった。でも映像は綺麗でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督鈴木一美
- 主演伊原剛志