2021年の長編デビュー作「Playground 校庭」で注目されたベルギーのローラ・ワンデル監督の長編第2作で、小児科病棟に入院した4歳児とその母親の処遇をめぐって繰り広げられる一夜のドラマを、彼らに寄り添おうとする看護師の視点から描いたヒューマンサスペンス。
とある病院の小児科センターに、左腕を骨折した4歳の男の子アダムが入院する。栄養失調で痩せこけた彼は発育が遅れており、骨がもろくなっている。裁判所は移民でシングルマザーのレベッカがアダムに適切な食事を与えていないと判断し、彼女の面会を制限する命令を下す。自身もシングルマザーである看護師長ルシーは、息子と引き離され親権を失うことを恐れるレベッカに寄り添おうとするが、レベッカの軽率な行動と、上司や同僚からのプレッシャーにより追い詰められていく。
母子を救いたい気持ちと病院が従うべき司法制度との間で板挟みになり葛藤する看護師ルシーを「CLOSE クロース」のレア・ドリュッケール、孤立したシングルマザーのレベッカを「あのこと」のアナマリア・バルトロメイが演じる。製作にはベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が名を連ねた。2025年・第78回カンヌ国際映画祭批評家週間のオープニング作品として上映された。
ネット上の声
- 危うい母性愛、看護を超える慈愛。衝突の先は闇か光か
- ホントに救いたい人
- 病院からほとんど外に出ることのない、緊張の張りつめた、禁欲的で良質なドラマという
- 小児科で働くlucyはめちゃくちゃ忙しく、次から次へと患者は来るし同僚のヘルプも
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2025年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間---分
- 監督ローラ・ワンデル
- 主演レア・ドリュッケール