1960年代イギリス、体制への反抗心を胸に走る孤独な少年。その足が掴むのは、栄光か、それとも自由か。
舞台は1960年代初頭のイギリス。窃盗で少年院に送られた労働者階級のコリン。反抗的な彼が見出したのは、長距離走の才能。院長の期待を背負い、名門校との対抗戦での勝利を目指す日々。走ることで得られる束の間の解放感と、体制への根強い不信感。栄光への道をひた走る彼が、ゴールを目前にして下す、魂の尊厳を賭けたある決断。
ネット上の声
- 言いなりになんか、ならない
- 心まではやらねえよ
- 資本主義へのアンチテーゼが強いが、ストーリーラインの骨太さと高いクオリティの編集
- 全篇怒りに満ちたモノローグであるシリトーの原作も好きだが、沈黙が雄弁な映画版も大
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イギリス
- 時間104分
- 監督トニー・リチャードソン
- 主演トム・コートネイ