1975年10月24日、アイスランドの全女性の90%が仕事や家事を一斉に休んだ「女性の休日」を題材にしたドキュメンタリー。
男女平等を求める運動が世界的に増してきた1975年6月、アイスランド各地から集まった約300人の女性たちによる女性会議が開かれた。女性の存在意義を全国民に示す方法を徹底的に話し合った結果、10月24日に一斉に仕事や家事を休むストライキを実施することが決まる。当日、首都レイキャビクの広場には当時の人口の10%にあたる2万5000人以上が集結し、アイスランド各地の20カ所以上で集会が開催された。この前代未聞のムーブメントにより、女性がいないと社会がまわらないことが証明され、その後、アイスランドは最もジェンダー平等が進んだ国となった。インターネットもスマホもない時代に、女性たちがどのように連帯し、社会を変えるムーブメントを成功させたのか。運命の1日に向けての軌跡を、当事者たちによるたのしげな証言と貴重なアーカイブ映像、カラフルなアニメーションを交えながら振り返る。
監督は、エミー賞受賞経験を持つアメリカ人監督パメラ・ホーガン。アイスランドの歌手ビョークがエンドロールに楽曲を提供した。
ネット上の声
- アイスランドがなぜ男女平等で進んでいるのか、その原点がよく分かった。女性たちが起こした行動力にただただ脱帽。日本の私たちも考えさせられることが多い映画だった。
- 男だけになった社会の混乱ぶりが面白いw でも笑い事じゃなく、女性の存在の大きさを改めて感じた。
- すごい、ただただ圧巻。
- 昔の話だけど、今こそ見るべき映画だと思う。勇気をもらえました。
ドキュメンタリー
- 製作年2024年
- 製作国アイスランド,アメリカ
- 時間71分
- 監督パメラ・ホーガン
- 主演---