犯罪と貧困が日常化した地域の小学校に赴任した教師が、型破りな授業で子どもたちを全国トップの成績に導いていく姿を、2011年のメキシコであった実話を基に映画化したドラマ。
アメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロスの小学校。子どもたちは麻薬や殺人といった犯罪と隣りあわせの環境で育ち、教育設備は不足し、教員は意欲のない者ばかりで、学力は国内最底辺だった。6年生の半数以上が卒業を危ぶまれるなか、出産のため辞職した6年生の担任の代役として、マタモロス出身の教師フアレスが赴任してくる。子どもたちはフアレスのユニークで型破りな授業を通して探究する喜びを知り、それぞれの興味や才能を開花させていく。しかし、思わぬ悲劇が彼らを襲い……。
「コーダ あいのうた」の音楽教師役で注目を集めたエウヘニオ・デルベスが教師フアレスを演じた。2023年サンダンス映画祭にてフェスティバル・フェイバリット賞(映画祭観客賞)を受賞。
ネット上の声
- 「子供を国の歯車にする教育」ってセリフが刺さった。本当の教育って何だろうって、大人も考えさせられる映画だった。
- こんな先生に出会いたかった!勉強が楽しくなるってこういうことなんだな。
- 感動した。ただそれだけ。
- 過酷な環境だからこそ、子供たちの目の輝きが際立つ。教育の原点を思い出させてくれる作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国メキシコ
- 時間125分
- 監督クリストファー・ザラ
- 主演エウヘニオ・デルベス