パレスチナ人監督モハメッド・サワフとイギリスの名匠マイケル・ウィンターボトムが共同監督を務め、空爆で亡くなったパレスチナの子どもたちを追悼したドキュメンタリー。
2021年5月、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に行った空爆により、11日間で少なくとも67人の子どもたちが命を落とした。イギリスでそのニュースを見たマイケル・ウィンターボトム監督は、若い犠牲者たちを追悼する映画を製作することを決意。パレスチナ人の映画監督モハメッド・サワフと協力し、攻撃からわずか1カ月後に撮影を開始した。
アーカイブ映像や残された家族たちの証言を通して、世界中の子どもたちと同じようにそれぞれの希望や夢、野心を持って生きていたパレスチナの子どもたちの物語を映し出す。「アド・アストラ」「戦場でワルツを」などの作曲家マックス・リヒターが音楽を担当。日本語版ナレーションは坂本美雨。
ネット上の声
- これは過去の話じゃない。今も続いてる現実だと思うと本当に言葉が出ない。家族の話を聞くのが辛かった。
- 淡々と事実を伝える構成が逆に心に刺さる。
- 戦争の犠牲になるのはいつも普通の人々。子供たちの無邪気な笑顔が忘れられない。観るべき映画。
- 構成が単調で少し退屈してしまった。内容は重いのだが…。
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間84分
- 監督ムハンマド・サウワーフ
- 主演---