1974年に映画化され日本でも大ヒットを記録したエマニエル・アルサンの官能小説「エマニエル夫人」を、「あのこと」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したフランスのオドレイ・ディワン監督が、舞台を現代に移して新たに映画化。
ホテルの品質調査の仕事をするエマニュエルはオーナー企業から依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながら査察をすることに。サービスも設備もほぼ完璧で最高評価の報告書を提出するエマニュエルだったが、ランキングが落ちたことが許せないオーナーは経営陣のマーゴを懲戒解雇できる理由を見つけるよう、エマニュエルにマーゴの粗探しを命じる。ホテルの裏側を調べはじめたエマニュエルは、怪しげな宿泊客や関係者たちと交流を重ねるなかで、自身の内なる欲望を解放させていく。
「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルランが主演を務め、「インポッシブル」のナオミ・ワッツ、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」など監督としても活動する俳優ウィル・シャープ、「シャドウハンター」のジェイミー・キャンベル・バウアー、「インファナル・アフェア」シリーズのアンソニー・ウォンが共演。
ネット上の声
- 女性監督による“女の性の解放”を表現する試み。レア・セドゥ降板は残念
- アンニュイなあの曲が頭の中にこだまする
- エマニュエル
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督オードレイ・ディヴァン
- 主演ノエミ・メルラン