脳腫瘍と闘いながら漫画家を目指した坂野春香さんの実話をもとに、フィクションとして描いた青春ドラマ。春香さんの両親が上梓した書籍「春の香り 脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ」を原作に、「メイド・イン・ヘヴン」の丹野雅仁監督がメガホンをとった。
小学生の時に脳腫瘍を患い、普通の学校生活が送れなくなった漫画家志望の高校生ハルカ。通信制の高校に転入した彼女は、そこで自作漫画の主人公と同じ名前を持つ男子生徒タクミと出会い、恋に落ちる。しかし幸せの絶頂にいた矢先、ハルカの脳腫瘍が再発してしまう。絶望の中でも自らの運命を呪うことはせず、障害が残るリスクを冒してでも生きることを選ぶハルカ。手術後、麻痺のために漫画を描けなくなり、学校にも通えなくなった彼女は、理由を話さず一方的にタクミに別れを告げる。家族に支えられながら、少しずつ笑顔を取り戻していくハルカだったが……。
オーディションで約1000人の中から選ばれた新人俳優・美咲姫が主演を務め、男性アイドルグループ「IMP.」の佐藤新がタクミ役、櫻井淳子がハルカの母親役、元「AKB48」の篠崎彩奈が姉ユウカ役、松田一輝が父親役で共演。
ネット上の声
- 【”奇蹟が起きますように。そして、有難う。”今作は、実話である。映画としての作りはやや粗いが、生きて居る事の有難さを思い出させてくれる今作には、大いなる価値があると私は思います。】
- 「生きててよかった」終始、涙が止まらない
- 命の大切さ家族の大切さ
- 家族とヒーローの存在が大事
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督丹野雅仁
- 主演美咲姫