世界的ファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノの栄光と転落に迫ったドキュメンタリー。
ジバンシィやクリスチャン・ディオールといった世界的ブランドのデザイナーに次々と抜てきされ、「ファッション界の革命児」と呼ばれたジョン・ガリアーノ。しかし絶頂期の2011年2月、反ユダヤ主義的暴言を吐く動画が拡散、その後有罪となってブランドから解雇され、すべてを失った。事件から13年を経て製作された本作では、ガリアーノ本人へのインタビューを通して暴言の背後に何があったのかを明かすとともに、彼の人間性にも鋭く踏み込んでいく。さらに、デビューから各ブランド時代のコレクションを収めた貴重なアーカイブ映像でガリアーノの栄光の軌跡を振り返りながら、彼を診断した精神科医や、現在も心の傷が癒えないという事件の被害者にもカメラを向ける。
監督は「ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実」で第72回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケビン・マクドナルド。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督ケヴィン・マクドナルド
- 主演ジョン・ガリアーノ