「人のセックスを笑うな」「ニシノユキヒコの恋と冒険」の井口奈己が監督・脚本・編集を手がけ、12歳以下の子どもたちが左利きの人々を取り締まる世界で姉の行方を捜す女性の冒険を大胆かつ軽やかに描いたドラマ。
20XX年、未知のウイルスの世界的パンデミックが発生。そのウイルスは左利きの人々を媒介することが判明し、12歳以下の子どもには感染が確認されないことから、左利きを取り締まる「こども警察」が世界各地に組織された。行方不明になった姉を捜す旅に出た神戸りんは、姉の足取りをたどっていくなかで運命の人と出会い、世界を変えるべく意気込むようになるが……。
本作のエグゼクティブプロデューサーを務める金井久美子と金井美恵子から、井口監督が2019年に発表した短編「だれかが歌ってる」に登場する子どもが暴れる映画を提案されたことをきっかけに制作された。2023年・第36回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門上映作品。24年6月の劇場公開時には、2019年製作の短編「だれかが歌ってる」(30分)も併映。
ネット上の声
- イアン・ペイスとポール・マッカートニー、あとジミヘンか。
- 楽しかった!
- 謎の切れ味
- 大学も映画館もカフェも知ってる景色ばかりで、しかしどこも魅力に映ってないどころか
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督井口奈己
- 主演名古屋愛