カナダの田舎町で暮らす祖母とドラァグクイーンの孫の交流を描き、世界のLGBTQ+映画祭で数々の賞を受賞したヒューマンドラマ。
俳優からドラァグクイーンに転身したラッセルは、大切なショーの直前に恋人から「俳優業に戻ってほしい」と告げられ、同棲している家を飛び出してしまう。無一文で行き場のないラッセルは、ずっと会っていなかった祖母マーガレットの家を訪れる。久々の再会を喜びながらも、祖母の様子がどこか違うことに気づくラッセル。一方、マーガレットは自分の衰えを自覚しながらも、娘エネに勧められた老人ホームへの入居を拒み続けていた。ラッセルは祖母のためにも、しばらく一緒に暮らすことにする。
舞台やテレビドラマを中心に活動してきたトーマス・デュプレシがラッセル役で長編映画初出演にして主演を務め、「ラスト・ショー」などの名優クロリス・リーチマンが祖母マーガレットを好演。これが長編初監督のフィル・コンネルが脚本も手がけ、自身の祖母との会話や、自身が表現者として生きる選択をした経験をもとに描き出す。
ネット上の声
- LGBTQの流れもフツーになったね。
- 想像とちょっと違ったけど、 優しくて、良い映画でした
- Hello everybody、 I'm Cloris Leachman and
- 私小説的映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国カナダ
- 時間90分
- 監督フィル・コンネル
- 主演トーマス・デュプレシ