女性が対峙する内面世界や孤独・暴力といったテーマを独自の美学で描き続けるアメリカの女性監督ニナ・メンケスの代表作として知られる、1991年製作の長編第2作。
きらびやかなカジノのネオンと荒涼とした砂漠の風景が並ぶラスベガスを舞台に、カジノのディーラーとして働く女性フィルダウスの倦怠感に満ちた日常を、大胆かつミニマムに描き出す。前作「マグダレーナ・ヴィラガ」に続いてメンケス監督の妹ティンカ・メンケスが主演を務めた。
アカデミー・フィルム・アーカイブおよびザ・フィルム・ファウンデーションによって新たに修復され、2024年5月開催の特集上映企画「ニナ・メンケスの世界」にて日本初公開。
ネット上の声
- 時間の無駄だった、という人もいるだろう。 しかし私は、 主人公とそ...
- 虚無と言ってしまうとつまらない。だって人間だもの。
- ストーリーを楽しむ映画ではない。
- C.C.RIDER
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督ニナ・メンケス
- 主演ティンカ・メンケス