1964年に映画デビューして以降、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた平泉成が、80歳で映画初主演を務めた作品で、写真館の主人と若いカメラマンの交流を描いた、あるた梨沙の同名漫画の実写映画化。
気鋭のカメラマンとして活躍する太一は、さびれた写真館を営む鮫島の撮影した一枚の写真に心震わされ、華々しいキャリアを捨て、鮫島に弟子入りを志願する。他人に関心を持たず淡々と写真を撮っていた太一は、写真館に訪れる客ひとりひとりと対話を重ねることで、被写体と深く関わっていく鮫島の撮影スタイルに驚きを隠せずにいた。客たちの心残りや後悔に真摯に向き合っていく鮫島の姿勢に接し、太一は自分に足りないものがあることに気付き始める。
鮫島役を平泉が演じ、「20歳のソウル」の秋山純監督がメガホンをとった。太一役は「20歳のソウル」でも秋山監督とタッグを組んだ、「Aぇ! group」の佐野晶哉。そのほか、佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝ら豪華実力派キャストが集った。
ネット上の声
- 過去を綴じ込める写真に、未来を綴る写真館を
- 美保純は明らかにミスキャスト
- 若干の間延び感はあるが
- おかゆさんの妹さん❤️
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督秋山純
- 主演平泉成