文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」で、2023年度に製作された短編4作品のうちの1作。
中学2年生の謙一は、母・博子から日常的に虐待を受けていた。ある日、博子になじられた謙一がふと我に返ると、階下に倒れて動かなくなった博子の姿があった。一命は取り留めたものの昏睡状態に陥った博子を病院に残し、茫然自失のまま帰宅する謙一。その夜、謙一が眠れずにいると、どこからともなく女のすすり泣く声が聞こえてくる。その声に導かれて階下に降りた謙一は、勝手口で泣いている見知らぬ少女に出会う。
短編作品「灰の蛇」が西東京市民映画祭自主制作映画コンペティションにて優秀作品賞を受賞した山本十雄馬が監督・脚本を手がけ、「ツユクサ」の斎藤汰鷹、「冷たい熱帯魚」の黒沢あすかが出演。
ネット上の声
- どこで撮っても同じような映画が続く中で、今作は画面の作り方については今作が少なく
- 不自然なセリフ、変な建物の構造で気になった
- 山本十雄馬監督『勝手口の少女』(2024)
- オシャレファンタジー虐待もの
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督山本十雄馬
- 主演斎藤汰鷹