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倉敷に住む男子高生・難波蒼はある日、幼馴染みの女子高生・白神紅子の自閉症スペクトラム障害の兄が、神社の大木に登って大騒ぎを起こしていたところへ行き合わせる。紅子の兄は幻の花火を見て騒いでいたのだ。蒼は「俺が本物の花火を打ち上げてやるから降りてこい!」と言って騒動をおさめた。しかし、紅子は感謝するどころか涙を流しながら怒る。「自閉症」の兄だから、できもしない約束でごまかした。兄は約束を忘れないから、毎日傷つく」。蒼は、真実を突かれてショックを受ける。紅子に密かな思いを寄せていた蒼は、約束を守って花火を上げようとするが、どうしたらいいのかわからない。
実は紅子にとって「花火」は特別な意味があった。蒼が自分たちのために奮闘し始めた姿に、頑なになっていた紅子の心が次第に開かれていく。軽口が本気になり、本気が苦い挫折を生み出し、挫折の中で再び立ち上がる。そんな蒼たちの奔走が徐々に周囲の人びとに伝わるが......。果たして、この街に花火は上がるのか?
ネット上の声
- ☆俺基準スコア:2.0
- 若いって凄いなー、やっぱり夏はこういうまっさらなアオハルが突っ走る映画が似合うと
- こういうご当地映画って思わぬ当たりを引く場合や、めちゃくちゃツッコミどころがあっ
- 我が地元が舞台の映画という事で、遥か前に上京していますが倉敷の景色は沁みるな〜美
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督平松恵美子
- 主演山時聡真
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「猿楽町で会いましょう」「うみべの女の子」の石川瑠華が主演を務め、言葉にならない思いと向き合う高校生の揺れ動く心情を、みずみずしい映像でつづった青春ドラマ。
水泳部に所属する高校1年生の葵は、上級生からの理不尽な嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っていた。そんな彼女には、誰にも言えない悩みがあった。同級生の水泳部員・日菜にひかれる気持ちを持て余していたのだ。ある日、日菜への嫌がらせに我慢ならなくなった葵がついに上級生に抵抗したことをきっかけに、1年生は上級生と水泳でリレー勝負をすることになる。実力不足の1年生は圧倒的に不利な状況で、葵は同級生から批判され、日菜のことも困らせてしまう。葵は幼なじみで同じ水泳部の昌樹に励まされ、その存在に救われる一方で、昌樹に対しても友情以上の感情が芽生えていることに気づく。恋とは何か、友情とは何か、そして自分は何者なのかと葛藤する葵だったが……。
「九十歳。何がめでたい」の中島瑠菜が日菜を演じ、倉田萌衣、佐々木悠華、松宮倫、八条院蔵人が共演。監督は「スイート」で第30回キネコ国際映画祭の国際審査員特別賞などを受賞した安井祥二。
ネット上の声
- 男子部員少ない
- どう見ても16歳の石川瑠華さんの輝き
- 驚異の高校1年生石川瑠華
- 共感はしました
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督安井祥二
- 主演石川瑠華
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」で、2023年度に製作された短編4作品のうちの1作。
アフリカ系アメリカ人と日本人の間に生まれた高校1年生の田中イチローは、クラスメイトのゆいに片思いしながら友人の治と悶々とした毎日を過ごしている。そんな彼の前に、ヨーロッパ系アメリカ人と日本人のミックスである転校生マイケルが現れる。ゆいは文武両道で容姿端麗なマイケルに心を奪われ、嫉妬に燃えるイチローはマイケルとの対決を決意。しかし素朴なマイケルを前にイチローの闘志は空回りし、イチローと治とマイケルはいつしか友情で結ばれていく。やがて、ついにイチローがゆいに思いを伝えることになるが……。
監督・脚本は、「ED あるいは(君がもたらす予期せぬ勃起)」がうえだ城下町映画祭審査員特別賞などを受賞した西口洸。出演は「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の中島瑠菜、「おいしい家族」の板尾創路。
ネット上の声
- 板尾創路のキャスティングに驚きつつ、案の定というか板尾創路が一番いい芝居をしてる
- 嘘やーん!てくらいの突拍子のないポップ純粋ワールドが可愛くて好きです
- すごい好感持てた、実は細かいお芝居を観る力がある人な気がした
- 飛んでるんだけど地に足がついてる、だから楽しくみれたのかしら
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督西口洸
- 主演トロツキー・マックレンドン