『フェーンチャン ぼくの恋人』(2003)の監督の一人で、『夏休み ハートはドキドキ!』(2008)のソンヨット・スックマークアナン監督が2006年に発表した学園ホラー。主演は『フェーンチャン』のチャーリー・トライラット、共演は『グッドモーニング, ベトナム』(1987)、『メナムの残照』(1988)などで国際的に活躍するタイの国民的女優チンタラー・スカパット。第53回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門で最優秀作品賞を受賞したのをはじめ、タイのアカデミー賞と呼ばれる2007年スパンナホン賞で編集賞、美術賞など多くの映画賞に輝いた。
12歳のチャトリーは、サイチョン・ウィッタヤ学校に転校し、両親のもとを離れて全寮制の寄宿舎での生活を始める。規律に厳しいプラニー先生が舎監を務めるその寄宿舎には、かつてプールで溺死した寄宿生の幽霊が出るという噂が流れていた。チャトリーはなかなか友だちができずいじめられ、孤独を感じてホームシックに陥ってしまうが、ある日、寄宿舎のことを何でも知っている不思議な少年ウィチエンと仲良くなる。だが、彼には隠された哀しくも切ない秘密があった、そして、その秘密はプラニー先生が胸に秘め続けていた罪悪感にも関係していた…。
ネット上の声
- 【第53回ベルリン映画祭 ジェネレーション部門作品賞】
- ソンヨット・スックマークアナン監督作🇹🇭
- 寄宿学校に入学した12歳の少年チャトリー
- タイ制作ジュブナイル・ホラー
ホラー
- 製作年2006年
- 製作国タイ
- 時間---分
- 監督ソンヨット・スックマークアナン
- 主演チャーリー・トライラット