「女は二度決断する」「ソウル・キッチン」などで知られるドイツのファティ・アキン監督が、実在するラッパーで音楽プロデューサーのカターの破天荒な半生を描き、本国ドイツで大ヒットを記録した伝記映画。
クルド系音楽家のもとに生まれたジワ・ハジャビは、亡命先のパリで音楽教育を受けた後にドイツのボンに移り住むが、両親の離婚により貧しい生活を余儀なくされる。ある日、街の不良たちに叩きのめされた彼は復讐のためにボクシングを覚え、「カター(危険なヤツ)」となってドラッグの売人や用心棒をするように。さらに金塊強盗にまで手を染めて指名手配された彼は、逃亡先のシリアで拘束されてドイツに送還され、刑務所内でレコーディングした曲でデビューを果たす。
「悪魔は私の大親友」のエミリオ・サクラヤが主演を務め、カター本人がセリフ監修を担当。
ネット上の声
- 無法者とヒップホップの危うい親和性
- 軽快、大胆、破天荒に走り抜く
- 波瀾万丈、現在進行形の人生
- ファティ・アキン監督なので覚悟して行ったら、予想以上にエンタメ色が強かったのにび
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国ドイツ,オランダ,モロッコ,メキシコ
- 時間140分
- 監督ファティ・アキン
- 主演エミリオ・ザクラヤ