長編劇場デビュー作「この日々が凪いだら」で注目された新鋭・常間地裕監督による作品。YouTubeドラマ「東京彼女」シリーズの第7弾作品として製作された全5話のドラマを再構築し、ロックバンド「mol-74」による主題歌を加えるなどして1本の映画として完成させた。無意識のうちに蓋をしてしまった夢や、止めてしまった時間など、誰もが身に覚えのある停滞からの一歩を踏み出す物語を描く。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの人の時間が停滞した2020年、CAになる夢をあきらめた美琴は、不動産会社の仲介スタッフとして働いていた。コロナ禍を境に美琴は下町の定食屋で働く幼なじみの遼太郎と、毎週水曜日の夜8時に近所の公園で1時間だけ会うようになる。倦怠期になる同棲中の恋人・正紀や、恋多き会社の後輩の桜と過ごす、劇的なこともない平凡な日常が過ぎていくなか、遼太郎のある告白をきっかけに、美琴が無意識のうちに止めてしまっていた時間が動き始まる。
主人公・美琴役は「サラバ静寂」「リバーズ・エッジ」などで活躍するモデルで俳優のSUMIRE。常間監督の「記憶の居所」と2本立てで劇場公開。
ネット上の声
- 劇中の言葉が胸に刺さったり心に届いて温かくなったり、活力になる一面もある作品だと
- 年相応の経験や曖昧な関係が分からないから自分は経験し得ない生活なのかなあなどと思
- 「いちばんすきな花」に通じる今時の男女の関係性を描いた作品であり、 「愛にイナズ
- CAになるために努力してきた美琴だったが、コロナウイルス流行によりその夢が砕かれ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督常間地裕
- 主演SUMIRE