日本・フィリピン共同製作による長編作品。日本とフィリピンを舞台に、国や文化、人としての違いを乗り越え、認め合う強さや優しさを描いていくラブストーリー。
モデルになるため日本に来たフィリピン人のエミリアは、フォトグラファーの未来(ミキ)と出会う。互いにないものをもつ2人はひかれ合い、未来はその瞬間を逃さないように写真を撮り続ける。しかし、2人の関係はどこかもろくはかなく、やがて季節が流れていくように突然の別れが訪れる。そして、物語の舞台はフィリピンへと移っていく。
日本とフィリピンにルーツを持ち、斎藤工と永野の企画・プロデュース作品「MANRIKI」ではヒロインを務めた小池樹里杏がエミリア役を演じたほか、脚本および共同で監督も務めた。未来役はドラマ、映画、CMなどで幅広く活躍する内田裕大。CMやミュージックビデオの企画や演出を中心に活動する映像ディレクターの三室力也が、小池とともにメガホンをとった。タイトルの「サンパギータ」はフィリピンの国花にもなっている花の名前で、「永遠の愛を誓う」という花言葉を持つ。
ネット上の声
- 日本の美しい四季の景色と街中に潜む薄汚れた部分、フィリピンの貧しいながらも暖かい
- この作品は観る人の視点によっては、ラブストーリーでもあり、夢を抱いて前向きに進む
- 人を好きになるという事は、相手のテリトリーを犯す事かもしれない、それを受け入れる
- 現在の劇場公開作の中で、最もフィリピンの空気感を伝えてくれるであろう一作
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- 製作年2023年
- 製作国日本,フィリピン
- 時間90分
- 監督三室力也
- 主演小池樹里杏