認知症の母親の面倒をひとりで見ながら暮らす女性を主人公に、親子の絆を描くヒューマンドラマ。
父は6年前に世を去り、認知症を患う母の佳代子とともに暮らしている芽衣。母は認知症のために徐々に変わり果てていき、近頃は夜間に徘徊することも多くなっていた。母を養うため否応なく夜の世界に身を置く芽衣は、友だちも恋人もなく、次第に孤独と疲労の渦に飲まれていく。そんな彼女は昔から母に対するわだかまりを抱えており、母が認知症を患うまで向き合えなかった、ある過去と対峙しようとするが……。
フォトグラファーとして映画のスチール撮影を数多く担当し、ミュージックビデオ制作なども手がけてきた坂厚人の長編初監督作品。主人公の芽衣役はこれが映画初主演の篠崎雅美。
ネット上の声
- そもそも本作を観るきっかけは撮影担当であの 『ディスコーズハイ』『ボールドアズ、
- 伝えたいことは何となくわかるんですが、少し行間を読まないとわかりにくいかも…
- 螺旋階段のように似たような景色をぐるぐる回りながら進む時の重さがリアル
- 地下1Fスクリーン「Morcシタ」にて上映
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督坂厚人
- 主演篠崎雅美