「幼な子われらに生まれ」などの劇映画でメガホンをとってきた三島有紀子監督が初めて手がけたドキュメンタリー映画。
コロナ禍で初の緊急事態宣言が発令され、人々の暮らしが一変した2020年4月。明け方にどこからか泣き声が聞こえてきたことをきっかけに、三島監督は映画の制作を思いつく。20人の役者たちが各自撮影を行い、新型コロナウイルス流行の第一波の中で彼らが過ごした日常をとらえ、全ての出演者に共通して「明け方に女の泣き声がどこかから聞こえてくる」というシチュエーションを挿入。事前に録音した8分間におよぶ泣き声を役者たちがイヤホンで聞き、その時の感情の動きやリアクションを記録した。
松本まりかが泣き声を担当。
ネット上の声
- 三島有紀子監督がサンプリングしたコロナ禍
- 製作のクラファンにも参加させてもらって、必ず劇場で観たかった作品をやっと見られた
- コロナ禍に三島有紀子監督が夜中に聞いた泣き声をヒントに得た半分ドキュメンタリー
- ドキュメンタリーかと思いきやセミドキュメンタリー的手法の劇映画であった
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督三島有紀子
- 主演荒野哲朗