「気狂いピエロの決闘」で第67回ベネチア国際映画祭の監督賞・脚本賞を受賞したスペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアが、近年社会問題化している「オーバーツーリズム」を背景に連続殺人鬼が引き起こす惨劇を、イタリアのジャーロ(ジャッロ)映画へのオマージュを散りばめながら描いたホラー映画。
結婚を間近に控えたスペイン人のイサは、独身最後の期間を友人たちと満喫するべく、カーニバルで賑わうイタリア・ベネチアへやって来る。しかし近年のベネチアでは、観光客の増加による環境悪化が社会問題となっていた。イサたちがボートに乗り込むと、カーニバルの衣装を着た道化師が同乗してくる。その不気味な雰囲気さえも楽しもうとするイサたちだったが、その道化師の正体は観光客を狙う恐ろしい殺人鬼だった。
「REC レック」シリーズのパブロ・ロッソが撮影を担当。
ネット上の声
- ジャーロ映画と生真面目さのヘンテコなミスマッチ。
- ホントは「 気狂いピエロの決闘 」
- 65点 何かを考えさせられる映画
- オーバーツーリズム
ホラー
- 製作年2021年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督アレックス・デ・ラ・イグレシア
- 主演イングリッド・ガルシア・ヨンソン