「僕らの世界が交わるまで」で監督デビューを果たした俳優ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務めたロードムービー。第97回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞にノミネートされ、キーラン・カルキンが助演男優賞を受賞した。
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと、兄弟のように育った従兄弟ベンジー。現在は疎遠になっている2人は、亡くなった最愛の祖母の遺言によって数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加することに。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した個性的な人たちとの交流や、家族のルーツであるポーランドの地を巡るなかで、40代を迎えた自身の生きづらさに向きあう力を見いだしていく。
アイゼンバーグがデヴィッド、テレビドラマ「メディア王 華麗なる一族」のキーラン・カルキンが従兄弟ベンジーを演じ、第82回ゴールデングローブ賞や第97回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。共演は、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」の監督としても知られる俳優ウィル・シャープ、「フェリスはある朝突然に」のジェニファー・グレイ。「僕らの世界が交わるまで」に続いて俳優のエマ・ストーンが製作に名を連ねた。
ネット上の声
- ジェシー・アイゼンバーグの才能がすごい。家族の歴史を辿る旅が、こんなにも心に刺さるとは思わなかった。秀逸なロードムービー。
- みんな何かしらの痛みを抱えて生きてるんだな、って思った。
- 話は良いんだけど、ショパンのBGMがちょっとうるさく感じたかもw
- 人生はままならない。でも、それでいい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督ジェシー・アイゼンバーグ
- 主演ジェシー・アイゼンバーグ