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ベルリン国際映画祭やカンヌ国際映画祭で幾度も受賞をしている韓国の名匠ホン・サンスが、恋人の家族と一日を過ごすことになってしまった詩人の青年を主人公に、お酒によって引き起こされる取り返しのつかない失敗を、ユーモラスかつリアルに描いたホームドラマ。
詩人のドンファは恋人ジュニを家まで送り届けた際、玄関先で彼女の父親と鉢合わせし、思いがけずジュニの家族と一日を過ごすことになる。最初はギクシャクしていたものの、ジュニの家族に家や近所を案内され、会話を重ねるうちに少しずつ距離を縮めていくドンファ。やがて一家とともに夕食の席についた彼は、勧められるままにお酒を口にするうちに酔いが回り、食卓には次第に気まずい雰囲気が漂っていく。
ホン・サンス監督の「逃げた女」や「旅人の必需品」でも詩人役を演じたハ・ソングクがドンファ役に扮し、本作でホン・サンス映画初主演を飾った。娘の恋人を迎える両親役は、ホン・サンス映画の常連で、実生活でも夫婦のクォン・ヘヒョとチョ・ユニ。ジュニ役を「旅人の必需品」「小川のほとりで」のカン・ソイ、ジュニの姉役を「イントロダクション」のパク・ミソが務めた。2025年・第75回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して5カ月連続で新作を上映する企画「月刊ホン・サンス」の第5弾作品として、2026年に劇場公開。
ネット上の声
- ホン・サンス監督の真骨頂。日常の会話から人間の本質を切り取る手腕は相変わらず見事。じわじわくるユーモアがたまらない。
- ゆったりした雰囲気の映画。大きな事件は起きないけど、なぜか見入ってしまった。
- 正直、何が面白いのかよく分からなかった…。ただ人が話してるだけに見えちゃって、途中で眠くなったw
- すごく良かった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国韓国
- 時間108分
- 監督ホン・サンス
- 主演ハ・ソングク
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小規模な製作体制で男女の恋愛模様をユーモラスかつシニカルに描く作品で知られる韓国の名匠ホン・サンスが、そのフィルモグラフィの中でもとりわけ実験的なスタイルで撮り上げた一作。夏の終わりの済州島を舞台に、自主映画を撮るために集まった男女3人組を、全編ピンボケの映像表現で描いた青春ドラマ。
俳優の青年ソンモは自主制作で短編映画を監督しようと決意し、大学でともに映画を学んだ同級生サングクと後輩のナミを伴い、リゾート地として知られる済州島へやってくる。しかし、思うようにシナリオは書けず、煩悶しながら海辺を散策していた時、ひとりの女性と出会い、それをきっかけにソンモは語るべき物語を見いだす。やがて海辺での撮影が静かに始まるが……。
ソンモ役を「イントロダクション」のシン・ソクホ、サングク役を「自然は君に何を語るのか」のハ・ソングク、ナミ役を「旅人の必需品」のキム・スンユンがそれぞれ演じた。また、ホン監督作品に欠かせない俳優キム・ミニが、声のみの出演で、ある重要な役を演じている。日本では2023年・第24回東京フィルメックス特別招待作品として上映された後、ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して5カ月連続で新作を上映する企画「月刊ホン・サンス」の第3弾作品として2026年に劇場公開。
ネット上の声
- ホン・サンスらしい会話劇だけどこれはあんまり面白くなかった。
- タイトルなし(ネタバレ)
- 水の中へのソンモの旅路
- ホン・サンスの81/2
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間61分
- 監督ホン・サンス
- 主演シン・ソクホ
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異なる季節と時間軸のソウルの街を舞台に、3組の男女の移り変わる運命と人生の節目をとらえた3編からなる会話劇。開発が進み変わりゆくソウルの街を、男女が肩を並べて散歩したり、時にはドライブしたりしながら、自分の身に起きたことや仕事での出来事、家族のこと、結婚や恋についてなど、日常的でありふれた会話を繰り広げる。そんな3組の姿を通し、街と同様に日々ゆるやかに変化していくことや、決して変わることのないものを映しだす。
タイトルの「ミマン」という言葉には複数の意味があり、本作では「迷妄=道理に暗く、要領を得ずに戸惑うこと」「未亡=忘れようとしても忘れられない」「弥望=遠く広く眺める」という3つの意味をテーマに描く。
監督は、本作が長編デビューとなるキム・テヤン。2023年・第24回東京フィルメックスのコンペティション部門にて学生審査員賞を受賞。
ネット上の声
- 知らないのに懐かしい。ソウルの路地を堪能できました。
- 面白みの無い会話劇
- 季節を越えて
- 緩めというか、何もないと言ったら語弊があるかもしれないがそんな感じ、決めないよう
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間92分
- 監督キム・テヤン
- 主演イ・ミョンハ