異なる季節と時間軸のソウルの街を舞台に、3組の男女の移り変わる運命と人生の節目をとらえた3編からなる会話劇。開発が進み変わりゆくソウルの街を、男女が肩を並べて散歩したり、時にはドライブしたりしながら、自分の身に起きたことや仕事での出来事、家族のこと、結婚や恋についてなど、日常的でありふれた会話を繰り広げる。そんな3組の姿を通し、街と同様に日々ゆるやかに変化していくことや、決して変わることのないものを映しだす。
タイトルの「ミマン」という言葉には複数の意味があり、本作では「迷妄=道理に暗く、要領を得ずに戸惑うこと」「未亡=忘れようとしても忘れられない」「弥望=遠く広く眺める」という3つの意味をテーマに描く。
監督は、本作が長編デビューとなるキム・テヤン。2023年・第24回東京フィルメックスのコンペティション部門にて学生審査員賞を受賞。
ネット上の声
- 知らないのに懐かしい。ソウルの路地を堪能できました。
- 面白みの無い会話劇
- 季節を越えて
- 緩めというか、何もないと言ったら語弊があるかもしれないがそんな感じ、決めないよう
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間92分
- 監督キム・テヤン
- 主演イ・ミョンハ