「大河への道」「花のあと」などの監督作で知られる中西健二が監督・脚本・プロデューサーを務め、架空の街・TOKIOを舞台に、アクシデントから出会った男女の4日間の出来事をつづったドラマ。ロシアの文豪ドストエフスキーの名作「白夜」になぞらえ、4日間という限られた時間の中で、2人と彼らに関わる人々の感情と言葉から物語を紡ぎ出す。
202X年。TOKIOでは長期にわたって感染症が蔓延する一方で海外からの戦争の情報も止まず、人々は行き場のない不安を抱えていた。音信不通になった婚約者を探すため「島」からTOKIOにやって来た少女ユウキは、アクシデントに見舞われたところを同世代の青年・時夫に助けられる。ユウキと一緒に彼女の婚約者の行方を追うことになった時夫は、徐々にユウキにひかれ、ユウキの心もまた揺れはじめる。
「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の尾碕真花がユウキ、「やがて海へと届く」の池田航が時夫を演じる。
ネット上の声
- 彼女を知ったのは「六番目の小夜子」という舞台だった
- ラストの橋の上の行動について皆で議論しあった
- ドストエフスキーの「ド」の字もなかった
- 《印象に残った点:箇条書き》
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督中西健二
- 主演尾碕真花