長編劇場デビュー作「この日々が凪いだら」で高く評価された常間地裕監督が、「記憶」をモチーフにオムニバス形式で撮りあげた中編映画。母娘の交流を描いた「味の話」、男女の逃避行を描く「香の話」、2人の少女の関係を瑞々しくつづった「音の話」の3編で構成。
他者の死に慣れてしまった看護師の唄は、疎遠になっていた母が亡くなったとの報せを受けて故郷へ向かう。一方、美術館で出会った男と女は、ゴッホの「夜のプロヴァンスの田舎道」で描かれた風景を見に行こうと、フランスへ旅立つため月夜の中を空港へ向かって車を走らせる。そしてある少女が名もない音楽を奏でる時、もう1人の少女がその姿を夢中になって見つめていた。
「あのこは貴族」の山下リオが唄役で主演を務め、「花束みたいな恋をした」の小久保寿人、「茶飲友達」の磯西真喜、「猫は逃げた」の山本奈衣瑠、「この日々が凪いだら」のサトウヒロキ、事務所未所属者を対象に行われたオーディションで選ばれた新人・橘舞衣、富山雅、朴聖賢が共演。
ネット上の声
- 会えない時間が愛育てるらしい…知らんけど
- 1話で良い
- 人の中で記憶がいらっしゃる場所も輪郭もフワフワしてる気がするが、その温かさとも形
- 新鋭・常間地裕監督が「記憶」をモチーフにオムニバス形式で撮りあげた中編映画では、
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間54分
- 監督常間地裕
- 主演山下リオ