人間がさまざまな動物に変異してしまう奇病が発生した近未来を舞台に家族の絆を描き、本国フランスで観客動員100万人を超えるスマッシュヒットを記録したSFスリラー。
近未来。原因不明の突然変異により、人間の身体が徐々に動物と化していく奇病が蔓延していた。さまざまな種類の“新生物”は凶暴性を持つため施設で隔離されており、フランソワの妻ラナもそのひとりだった。ある日、新生物たちの移送中に事故が起こり、彼らが野に放たれてしまう。フランソワと16歳の息子エミールは行方不明となったラナを捜すが、次第にエミールの身体に変化が起こり始める。
「彼は秘密の女ともだち」のロマン・デュリスがフランソワ、「Winter boy」のポール・キルシェが息子エミールを演じ、「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロスが共演。2014年のデビュー作「Les Combattants」で高く評価されたトマ・カイエが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 人間が動物に変異していくっていう奇病が蔓延する世界。設定が斬新で引き込まれたけど、本質は父と息子の深い愛情の物語だった。ラストは色々考えさせられるし、胸が熱くなった。
- こういう不思議な世界観の映画、大好き!ただのパニック映画じゃないのが良い。
- 設定は最高に面白いんだけど、話がちょっと散らかってる感じがしたかな。もう少しテーマを絞ってほしかったかも。
- めちゃくちゃ好きなやつだった!
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間128分
- 監督トマ・カイエ
- 主演ロマン・デュリス