「首くくり栲象の庭」など独創的なドキュメンタリー作品を手がけてきた堀江実監督が10年ぶりに劇映画のメガホンをとり、自身の「生き様と表現」をテーマに撮りあげたドラマ。
映画監督として活躍する夫・野沢徹と幼い息子ユウスケと3人で暮らすミカ。何ひとつ不満のない生活を送る彼女だったが、その表情はどこか曇っている。夢を諦めきれない徹と、そんな彼のことが好きだったミカ。しかし2人の前には残酷な現実が立ちはだかる。
札幌を拠点に多くの舞台作品に出演する小林エレキが徹、京都出身のシンガーソングライター・白波多カミンがミカを演じた。ロックバンド「フジファブリック」のMVや現代美術家・村上隆を長期にわたって撮影するヨシダシゲルがメインカメラマンを務め、白波多と女性アイドルグループ「BiS」の元メンバーであるテンテンコが音楽を担当。
ネット上の声
- 失われた未来の記憶と過去の自主映画の栄光に縋りつくアラポテト梅味箱買い男、どうし
- 存在しない未来/失われた記憶/とことんまで堕ちた男がほんとに堕ちてまた現実に戻っ
- あのアパートのベランダで煙草吸ってると思ったら生活感のある女とじいさんに叩きつけ
- ポエムと感傷、海、そして死…最悪要素てんこ盛り
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督堀江実
- 主演小林エレキ