「写真の女」が国内外の映画祭で上映され注目を集めた串田壮史監督の長編第2作。最新鋭のスマートコンタクトレンズを装着した母と半身不随の娘がひとつの視界を共有し、体と心の境界を見失いながら愛と狂気に翻弄されるさまを描いたサイコスリラー。
チェロ教室を営む仁美は、たったひとりの家族である娘で同じくチェロ奏者の娘エリから、チェロの音色に子どもを産んだことを後悔する気持ちがにじんでいると指摘される。隠していた感情を見透かされた仁美は動揺して運転していた車で事故を起こし、その事故で仁美は視力を失い、同乗していたエリは半身不随になってしまう。仁美は生体実験中の最新鋭のカメラ内蔵コンタクトレンズの助けを借り、再び見ることができるようになるが、病室のベッドから出られないエリは安楽死を望むようになる。仁美はエリにVRゴーグルを装着して自分の主観映像を転送し、娘に生きる喜びを届けようとするが……。
仁美役はCMなどで活躍し映画は初出演となる小野あかね、エリ役も同じくこれが映画初出演の設楽もね。
ネット上の声
- ジャケ写のインパクトで観てみた!
- 未来のコンタクトレンズ?
- どう見ていいのか困る。
- ボディホラーにおける「作り手が想像する作りたい画」と、「実際に作り出した画」の差
ホラー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督串田壮史
- 主演小野あかね