第2次大戦中の中国大陸で、細菌兵器開発の名目で現地の捕虜たちを“マルタ”と称して、非道な人体実験を行った、悪名高き関東軍石井七三一部隊の実態を暴く実録映画。日本では「第2回フリクショナル・ムービー・フェスティバル」(91)において『黒い太陽七三一 戦慄!石井細菌部隊』の題で上映され、93年にビデオ発売されていたが、戦後50年の今年、初公開の運びとなった。特殊メイクを使ったグロテスクなシーンが多いが、見せ物的演出とは異なり、事実の持つ重みが衝撃を与える。監督・共同脚本は中国に生まれ、台湾、アメリカ、南米、ヨーロッパを転々とし、80年代以降は香港を拠点に活動する牟敦 。日本人役は全て中国人俳優が演じているが、日本語の台詞は日本人の声優が吹き替えている(日本語吹き替え版のみの上映)。
ネット上の声
- ●黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌(1988年香港
- これはどのような意図があって制作されたんでしょうね?
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- 本物の猫を使って滅茶苦茶酷いことします
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国香港
- 時間105分
- 監督ムー・トンフェイ
- 主演呉代尭