シュールでナンセンスな作風の映像制作チーム「HORISHIRO」が、ニュースでよく使用される「○○のようなもの」という表現に着想を得て手がけた群像コメディ。
元アイドル“のようなもの”であるシングルマザーの小川サアヤと、彼女の子ども“のようなもの”珠瑛流(ジュエル)。サアヤのストーカー“のようなもの”木田ヤスオと、その母で詐欺被害者“のようなもの”フジコ。アクションアクター“のようなもの”岡シュンヤと、シュンヤからの連絡が途絶え不気味な行動をする恋人“のようなもの”桂木モナミ。人を刺せないヤクザ“のようなもの”ワケーノと、ワケーノの飼い猫“のようなもの”マレーナ。ヤクザから足を洗ったカタギ“のようなもの”ブンタと、その亡くなった恋人でブンタを見守り続ける蝶“のようなもの”アゲハ。すべて“のようなもの”として表された9人と1匹が、ヤスオが起こした強盗事件“のようなもの”を通してつながっていく。
俳優の渡邊卓がプロデューサーを務め、美術家の朱池亮人が監督・脚本を担当。
ネット上の声
- 「なんじゃこりゃ」って声出たw でも、このヘンテコな世界観を本気で作り込んでるのがすごい。唯一無二の映画体験だった。
- 完全にクセになる世界観。好き嫌いは分かれそうだけど、私は大好き。
- 不思議な映画だったな。
- 見ても見なくても後悔するって聞いてたけど、マジでそうかも。見て後悔はないけど、頭から離れないw
コメディ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督朱池亮人
- 主演榎津求仁生