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現役医師でもあり、これまでにも医療をテーマにした「たまゆら」「かごのない鳥」といった作品を発表してきた土田ひろかずの監督作品で、看護師の視点から医療界の闇と謎を描く。
都心から1時間ほどの距離にある24時間対応の病院は、医師・看護師不足に悩まされていた。人材確保のため能登半島の看護学校を訪れた理事長と師長は、仲田日登美という女性をスカウトする。卒業後に上京した日登美は、同院の手術室に配属される。3つある手術室をやりくるするのも大変な状況で、その負担は麻酔医の秋元に集中していく。どんなに忙しくても嫌な顔を一度も見せない秋元だったが、日登美は次第に、彼が抱える消したくても消せない過去と、日々すり減っていく心の奥底に触れていく。
仲田日登美を「消えない灯り」「重ねる」の織田美織、麻酔医・秋元を「宇宙戦隊キュウレンジャー」「夜明けの蜃気楼」の南圭介が演じた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督土田ひろかず
- 主演織田美織
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日本社会が抱える空き家問題をモチーフに、娘と亡き父親の心の交流を描いたヒューマンドラマ。
過疎化の進む地方都市で生まれ育ち、今は東京で暮らしている花村茉莉は、亡くなった父の遺産として実家を譲り受けることになる。折しも仕事を解雇されることになった彼女は、家の売却を考えていたが、誰もいないはずの家の中で父の幻影を目にする。家を売るかどうか悩む茉莉のもとへ、教師だった父の教え子・陽子が現れる。陽子の語る父の思い出を聞きながら、茉莉は自分の生き方を見つめ直していく。
主人公の茉莉役には、これが映画初主演となる織田美織。陽子役に「哀愁しんでれら」「さよなら グッド・バイ」などで活躍する金澤美穂、茉莉の父親役にベテラン俳優の平田満。監督・脚本は「40万分の1」「新卒ポモドーロ」の井上博貴。
ネット上の声
- 霊感無しでも見えるんだろうか?
- ちょっとずれたら事故物件
- タイトルなし
- すでに父親が鬼籍になっていて幻影として登場すると言うのが良かったと思う
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督井上博貴
- 主演織田美織
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岐阜県の雄大な自然を背景に、渓流釣りを題材に取り入れ、都会の生活を追われた男女が人里離れた渓谷で運命的に出会い、恋に発展してくさまを描いたオリジナル作品。
訳あって旅に出た女、加藤あゆみ。追われるように都会を去った男、平野一徹。6月のはじめ、それぞれの目的のために人里離れた渓谷にやってきた2人は、そこで偶然知り合う。その夜、2人はあゆみの宿泊先で再び顔を合わせる。岐阜県の大自然のなかで、2人の間に次第に静かな恋心が芽生えていく。
監督・脚本を手がけた配島徹也が自身の経験から着想したオリジナルストーリー。岐阜県郡上市和良町と下呂市金山町の観光協会の賛同を得てロケ撮影を敢行し、訳あってやってきた都会人の心情が、雄大な自然を前に徐々にむき出しになっていく様を描いた。クライマックスで展開される釣りの大会には、現役の有名釣り師らも登場する。あゆみ役は長編作品初主演の須田晶紀子、一徹役は「REVOLUTION+1」「止められるか、俺たちを」のタモト清嵐。
ネット上の声
- 何より渓流を中心とした自然が美しく、それだけで見る価値はあった
- 聖なる水がとりもつ強烈な再会
- 色んな要素がほんと余計
- 釣り恋愛映画という概念
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督配島徹也
- 主演須田晶紀子