史上初となる日本とチリの合作映画で、東日本大震災で亡くなり死後の世界をさまよう若者と、息子を失った父親の複雑な心情を独特の映像美でつづったヒューマンドラマ。
見知らぬ土地で目を覚ました青年・近藤誠。自分が死後の世界にいることに気づいていない彼は、経営する会社のことが気になり早く帰りたいと願うが、ここがどこなのか誰も教えてくれない。一方、誠の父親である近藤清は、生前の息子に何もしてあげられなかったことを悔やみ、幼少時代の息子と暮らした町に戻って思い出をたどり始める。
監督としても活躍するニューヨーク在住の俳優イシザキマサタカが息子・誠、ベテラン俳優の西岡徳馬が父親・清を演じる。監督・脚本は、チリでアニメーターとしても数多くの作品を手がけるイグナシオ・ルイス。
ネット上の声
- 舞台挨拶で質問した際、特に西岡徳馬さんに丁寧にお答えいただいたことがうれしかった
- 大切な人を失った世界とその大切な人が逝き降りたった二つの世界
- 絵画的で音楽もとても美しく良かったです
- 愛と死を表現したアート作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本,チリ
- 時間100分
- 監督イグナシオ・ルイス
- 主演イシザキ マサタカ