作家・妹尾河童の自伝的小説で、上下巻あわせて340万部を突破するベストセラーを、「ホタル」「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督が映画化。太平洋戦争下という時代に翻弄されながらも、勇気や信念を貫いて生きた家族の激動の20年間を描き、実生活でも夫婦の水谷豊と伊藤蘭が夫婦役で映画初共演を果たした。昭和初期の神戸。名前のイニシャルから「H(エッチ)」と呼ばれる少年・肇は、好奇心と正義感が強く、厳しい軍事統制下で誰もが口をつぐむ中でも、おかしなことには疑問を呈していく。Hはリベラルな父と博愛精神に溢れる母に見守られ成長し、やがて戦争が終わり15歳になると独り立ちを決意する。
ネット上の声
- 戦争の怖さ、理不尽さを少年の真っ直ぐな視線で描いている。ただそんな...
- 何を我慢しとるか、はっきりしとったら我慢できる
- その時に恥しい人間になっとったらアカンで
- 左翼!戦争大嫌い!旧日本は全部悪かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督降旗康男
- 主演水谷豊