第二次世界大戦下のシンガポールを舞台に、戦争という巨大な渦に翻弄される日本人新聞記者と現地の人々の運命を描く、感動の戦争巨編。
太平洋戦争前夜のシンガポール。南洋新聞の記者である岡戸は、現地の女性と恋に落ち、穏やかな日々を送っていた。しかし、日本軍のシンガポール侵攻がその日常を打ち砕く。占領下で憲兵隊の通訳となった岡戸は、日本人としての立場と、愛する人々を守りたいという思いとの間で激しく葛藤。抗日ゲリラ狩り、華僑虐殺といった戦争の狂気が、彼を否応なく巻き込んでいく。激動の時代、国籍や民族を超えた愛と友情は成り立つのか。戦争の非情な現実の中で、一人の男が下した決断とは。
ネット上の声
- 長いこと観たかったのだが、お蔵入りってのもあって、観る機会に恵まれず、今回、文芸
- 当時は結構な戦争大作映画で西城秀樹の主題歌もヒットしたのに日本軍の描写からお蔵入
- 捕虜のオーストラリア兵と通訳兵の友情を軸とした作品
- 公開時におそらく新宿コマ東宝で観賞
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督丸山誠治
- 主演中村敦夫