中国を代表する巨匠チャン・イーモウ監督が「HERO」「LOVERS」の主要スタッフと再び組み、「三国志」のエピソード「荊州争奪戦」を大胆にアレンジして描いた武侠アクション。戦国時代、沛(ペイ)国が敵の炎国に領土を奪われて20年の時が流れた。炎国との休戦同盟により平和な時間が続いていたが、若くしてトップの座を継いだ沛国の王は屈辱的な日々に甘んじていた。領土奪還を願う男たちを束ねる同国の重臣・都督は、敵の将軍で最強の戦士としても知られる楊蒼に、手合わせを申し込む。王は都督の勝手な行動に怒りをあらわにするが、王の前にいる都督は影武者だった。本物の都督は、影武者に対して自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていたが……。「戦場のレクイエム」「人魚姫」のダン・チャオが都督と影武者の2役を演じるほか、都督の妻役を私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。
ネット上の声
- 琴の音が激しく、ときに艶かしく、悲しく…
- 監督が張芸謀であることは見終わってから知った。 やっぱり、張芸謀はちょっと他とは違う。 作品に趣と風格がある、そう思った。
- 他者の影として生きてきた男の辿りつく先を、荒唐無稽でファンタスティックな活劇と驟
- 映像も音楽も内容もかつての英雄/HEROを思わせるのだが、いかんせん俳優陣の存在
アクション
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間116分
- 監督チャン・イーモウ
- 主演ダン・チャオ