予言の力でナチスを魅了した実在の預言者。時代の寵児となった男が、自らの予言によって破滅へと向かう歴史ドラマ。
第一次世界大戦後のドイツ・ワイマール共和国。戦場で傷を負い、驚異的な読心術と予知能力に目覚めたクラウス・シュナイダー。彼は「エリック・ヤン・ハヌッセン」と名乗り、カリスマ預言者としてベルリンの社交界で絶大な人気を獲得。その名声は、台頭しつつあったナチス党幹部の耳にも届く。ヒトラーの権力掌握を予言し、時代の寵児となったハヌッセン。しかし、国会議事堂放火事件という国家を揺るがす大事件まで予言してしまったことで、彼の存在はナチスにとって危険なものへと変わっていく。栄光の頂点から、自らの力が招いた破滅への転落。
ネット上の声
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- 2次大戦前夜の怪人
- その男、ハヌッセン
- ハンガリーのイシュトヴァン・サボー監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ハンガリー,ドイツ
- 時間141分
- 監督イシュトヴァン・サボー
- 主演クラウス・マリア・ブランダウアー