思春期の終わり、詩を愛する青年が直面する母の恋と自立への葛藤。トルコの小さな町を舞台に描く、静かなる成長の物語。
トルコの地方都市ティレ。高校を卒業したばかりの青年ユスフは、母と二人、牛乳を売って生計を立てる日々。彼の心の支えは、雑誌に投稿を続ける詩作。しかし、彼の日常は、母が町の駅長と親密な関係になったことで静かに崩れ始める。母への複雑な感情と、将来への漠然とした不安。大人になることへの戸惑いの中で、ユスフは人生の岐路に立たされる。静謐な映像美で綴られる、一人の青年の心の揺らぎと成長の軌跡。
ネット上の声
- 大胆に取り散らかしたまま。
- 観る者に委ねられる場面があまりにも多い
- 解りにくいシーンの解説
- 人生は、淡々と、淡々と
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国トルコ
- 時間102分
- 監督セミフ・カプランオール
- 主演メリヒ・セルチュク