70年代パリ、芸術家の母のミューズにされた少女。愛と搾取の狭間で揺れる衝撃の実話。
1970年代のパリ。写真家を志す奔放な母ハンナと暮らす少女ヴィオレッタ。ある日、ハンナは娘の類いまれな美しさに着目し、彼女を被写体に作品を撮り始める。その妖艶で挑発的な写真は芸術界で絶賛され、母娘は一躍時代の寵児に。しかし、名声と引き換えにヴィオレッタの日常は歪んでいく。母の愛を求める一心でカメラの前に立ち続ける少女と、芸術への狂信的な情熱に駆られる母。華やかな世界の裏側で、二人の関係は静かに崩壊へと向かっていく。これは、母のミューズとして生きることを強いられた少女の、痛ましくも美しい魂の記録。
ネット上の声
- 芸術家としての母親は尊敬するものの……
- どこに注目かで満足度は違うだろう。
- 娘の母に対する壮大な復讐劇!?
- 越えてはならない一線がある
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督エヴァ・イオネスコ
- 主演イザベル・ユペール