ゲイアートの先駆者としても知られるフィンランドの国民的芸術家トム・オブ・フィンランドの半生を描いた伝記ドラマ。同性愛がまだ法律で禁止されていた第2次世界大戦後のフィンランド。帰還兵のトウコ・ラークソネンは、鍵をかけた自室でスケッチブックに向かい、己の欲望をドローイングとして表現していた。彼がスケッチブックに描いたのは戦場で出会ったたくましい男たちの姿だった。妹のカイヤから広告の絵を描く仕事を紹介されたトウコは広告の世界で才能を発揮し、昼は広告会社、夜は部屋で作品作りに没頭する日々を送っていた。そんな中、トウコが「トム・オブ・フィンランド」の作家名でアメリカの雑誌の表紙を飾る。彼が描くたくましい男性のイラストは、数多くのゲイ男性たちの理想像として共感を呼び、その評判は世界中に広がっていった。監督は「トールキン 旅のはじまり」のドメ・カルコスキ。「トーキョーノーザンライツフェスティバル2018」(18年2月10~16日/渋谷ユーロスペース)上映作品。
ネット上の声
- フィンランドでも同性愛は犯罪だったんだ!
- とても良い映画
- イイ男満載!やっぱり北欧ヤベエ。 イラストも可愛い❤️眼福でした。
- こんなゲイだけではないと思うけど
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フィンランド,スウェーデン,デンマーク,ドイツ
- 時間116分
- 監督ドメ・カルコスキ
- 主演ペッカ・ストラング