鉄道運転士の宿命、それはキャリアで必ず人を轢いてしまうこと。定年間近のベテランが、後継ぎの息子に伝える仕事の極意。
セルビアの鉄道運転士イリヤは、60歳。そのキャリアで28人もの死亡事故を起こした不名誉な記録の持ち主。そんな彼も、もうすぐ引退。養子のシーマが跡を継ぐことになるが、彼はまだ一度も事故を起こしていない。一人前の運転士になるための最後の試練、それは「最初の事故」を経験すること。イリヤは息子のために、轢かれてくれる人を探し始める。父の奇妙な愛情と、息子の葛藤を描く、ブラックユーモア溢れる人間ドラマ。
ネット上の声
- 日本の鉄道運転士はどう感じるだろう
- 国も違えば、運転士も違うね
- 理解しづらいところもあるがいい映画
- 公共輸送機関の運転席でやりたい放題
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国セルビア,クロアチア
- 時間85分
- 監督ミロシュ・ラドヴィッチ
- 主演ラザル・リストフスキー