ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング」2019~20シーズンの第5作。精緻で透き通った音楽で社会の歪みをあぶり出したベルクの傑作を、ビジュアルアート界の巨匠ウィリアム・ケントリッジの演出で描く「ヴォツェック」(2020年1月11日上演)を収録。19世紀初頭のドイツ。貧困に喘ぐ兵士ヴォツェックは妻マリーと子どもを養うため、医師による人体実験のモルモットになっている。生活苦に疲れたマリーは鼓手長の誘いに乗り、夫を裏切ってしまう。妻の不倫に気づいたヴォツェックは、酒場で踊るマリーと鼓手長を目撃し、彼女に殺意を抱く。鼓手長はマリーとの関係を自慢し、ヴォツェックに暴力を振るう。不倫を後悔するマリーだったが、ヴォツェックは彼女を森へ連れ出し……。
ネット上の声
- 言ってしまえば「カルメン」と似たような世界というか、原作のビューヒナーが精神鑑定
- プロジェクションマッピングを用いた舞台芸術が見どころなんですが、逆にそれ以外の印
- ベルク「ヴォツェック」
- 「人間は深い淵の様だ
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演ペーター・マッテイ