「ある子供」「ロルナの祈り」「少年と自転車」などカンヌ国際映画祭で受賞を重ねてきたベルギーのダルデンヌ兄弟が、過激な宗教思想にのめりこみ教師を殺害しようと試みた少年の姿を描き、2019年の同映画祭で監督賞を受賞した人間ドラマ。13歳のアメッドはどこにでもいるゲーム好きな普通の少年だったが、尊敬するイスラム指導者に感化され、次第に過激な思想にのめりこんでいく。やがて学校の先生をイスラムの敵だと考えはじめたアメッドは、先生を抹殺しようと企むが……。これまでにカンヌ国際映画祭で2度のパルムドール(「ロゼッタ」「ある子供」)と脚本賞(「ロルナの祈り」)、グランプリ(「少年と自転車」)を受賞してきたダルデンヌ兄弟にとって、初のカンヌ監督賞受賞作となった。
ネット上の声
- 年端も行かない“子供“が洗脳される、イスラム世界
- 過激思想を拭い去るには
- ☆☆☆★★★(1回目) 観客30名前後? ☆☆☆★★★(2回目) ...
- これはすごい…!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間84分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演イディル・ベン・アディ