ウクライナ出身の老翻訳家スベトラナ・ガイヤーの半生をたどりながら、文学によって高められる人間の尊厳を静かに描き出すドキュメンタリー。ウクライナに生まれ、第2次世界大戦初期にドイツへ移住したガイヤーは、ドフトエフスキーの長編5作をロシア語からドイツ語に翻訳し、世に知られるようになる。しかし、それ以降もガイヤーは自身の過去への問いかけを続け、ドイツ移住後に初めて訪問した故郷への旅の中で、ウクライナの激動の歴史と向き合う。2011年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で「5頭の象と生きる女」のタイトルで上映され、優秀賞と市民賞を受賞した。
ネット上の声
- 彼女にとって言葉が救いなのは本当
- 挑戦し続けるということ
- 感心しっぱなしの状態
- 難しくて・・・
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国スイス,ドイツ
- 時間93分
- 監督ヴァディム・イェンドレイコ
- 主演スヴェトラーナ・ガイヤー