東日本大震災後の若者たちをとりまく「死」の物語を描き、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019で国内コンペティション優秀作品賞を受賞したヒューマンドラマ。東日本大震災から8年、新興宗教団体「汐の会」で東日本大震災を予知した少女・翠は、陸上部に所属する女子大生として学生生活を送っていた。そんな彼女の大学周辺では3つの不可解な事件が起こっていた。神崎ソラという学生の孤独な死。311匹が殺されるまで終わらないとされる猫殺し。若者たちを戦争へと駆り立てる団体「しんわ」の暗躍。平凡な毎日を拒絶し、境界線の向こう側への憧れを強く抱いている女子大生の塔子は同じ学部に通う沖田が猫殺しの犯人ではないかとの疑いをかける。やがて塔子は、沖田がキャンパス内で亡くなった神崎ソラと接触を持っていた唯一の人物であった事実を知ってしまう。監督は篠崎誠作品や黒沢清作品にスタッフとして参加し、本作が長編初監督作となる壷井濯。
ネット上の声
- 子供の頃、東日本大震災を夢で予知した少女・翆
- 犠牲の意味がわかんない
- 演技力が足らない
- 普通って何だ?
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督壷井濯
- 主演青木柚