初監督作「イージー★ライダー」で全世界に衝撃を与えたデニス・ホッパーがデニス・ホッパー本人を演じた異色のドキュメンタリー。「イージー★ライダー」でアメリカン・ニューシネマの旗手として一躍脚光を浴びたホッパーは、監督第2作として「映画とは何か」を鋭く問いかける問題作「ラストムービー」の製作を開始。ピーター・フォンダら豪華キャストを起用してペルーの山村で撮影したフィルムをニューメキシコ州にあるD・H・ロレンスの元別荘に持ち込み、1年以上かけて編集作業に没頭する。そこへドキュメンタリー映画を撮りにやって来たのが、フォトジャーナリストのローレンス・シラーと「パリ、テキサス」などの脚本家L・M・キット・カーソンだった。しかしホッパーはドキュメンタリー映画を作ることを拒否し、代わりに「『ラストムービー』を作っているデニス・ホッパーを、デニス・ホッパー自身が演じる映画」を提案。長髪&髭スタイルのホッパーは砂漠で哲学を語り、編集作業に悩んで議論し、カメラの前でマリファナたばこを巻き、住宅街を全裸で闊歩する。
ネット上の声
- 休日なので見逃していた6日迄のデニス・ホッパー2作品を鑑賞🎬
- 異端児の剥き出しな姿に迫った超異色のドキュメンタリー?作品
- アレックス・コックスは"DH"の子分
- 先日観た🎬『デコーダー』で、奇想天外映画祭はもういいやって思ったはずなのに、今度
ドキュメンタリー
- 製作年1971年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督ローレンス・シラー
- 主演デニス・ホッパー