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監督・脚本・主演を務めた「その神の名は嫉妬」が好評を博した芦原健介がメガホンをとった短編。理不尽な状況に巻き込まれていく男の姿を追った、奇想天外なホラーコメディ。
福祉事務所で働く寺内啓介は、生活保護受給者の対応に追われる日々を送っている。受給者に誠実に対応しようとすればするほど心無い言葉を浴びせられ、疲弊していく啓介。その様子を見かねた職場の上司の真理は、気晴らしに啓介を食事に誘う。そこで仕事を辞めたいと愚痴をこぼす啓介に対し、真理はある行動に出る。
池袋シネマ・ロサの芦原健介短編特集のために撮り下ろされた作品で、国内の短編映画祭で話題となった「マニブスの種」と同時上映。
ネット上の声
- スタンド使いの鳥ではないよ、ボーイズではないよな映画
- シネマロサにて“芦原健介監督短編特集上映”を鑑賞
- 『芦原健介監督短編特集上映』で鑑賞
- (別媒体から感想を転記)
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督芦原健介
- 主演土屋康平
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友人の成功を妬んだ男の姿をシニカルに描いた初監督作「その神の名は嫉妬」が好評を博した芦原健介監督による短編作品。
下町の工場で働く足立克夫のもとに、ある日、差出人不明の封筒が届く。開けてみると中には植物の種が入っていた。不審に思いながらも種をまき、育てることにした足立。そのことで無趣味だった彼の生活に、少しハリのようなものが生まれてくる。職場の同僚アユとも趣味の話で盛り上がった足立は、ますます種を育てることに夢中になるが、やがてその種から、人間の手のようなものが芽生えてきて……。
主人公・足立克夫役は舞台を中心に活動する俳優の菅野貴夫、アユ役は「サイキッカーZ」「恋愛依存症の女」「誰もいない部屋」などインディーズ映画に多数出演する小島彩乃。
ネット上の声
- 私も種ほしい。
- シネマロサにて“芦原健介監督短編特集上映”を鑑賞
- 突然見知らぬ種が送られてきたらどつする?な映画
- 『芦原健介監督短編特集上映』で鑑賞
ホラー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督芦原健介
- 主演菅野貴夫
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自身の正しさを不器用に貫こうとする男性とその孫との交流をシニカルに描いた人間ドラマ。
田舎でひとり暮らしする71歳の桜井耕三は、動画配信を通じて乱れた世の中を正していくことを生きがいにしているが、視聴者数が伸びず悶々とする毎日を過ごしていた。そんなある日、東京に住む12歳の孫・寛太が、彼女を連れて突然訪ねてくる。幼い2人の勢いに押されて戸惑う耕三だったが、彼らの話を聞くうちに、寛太が親の都合に振り回されてしまったことを知り……。
劇団「椿組」主宰で「テルマエ・ロマエ」など多くの映画にも出演する外波山文明が耕三、「サバカン SABAKAN」で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した番家一路が寛太を演じた。監督・脚本は、長編デビュー作「その神の名は嫉妬」がニース国際映画祭2022で外国語長編映画最優秀脚本賞を受賞した芦原健介。
ネット上の声
- 【”世直しするじじいの時間だぞー!”老人と孫が、世の悪について考えるハートフルコメディ。】
- 死体を探したのか?が通じないなんて
- 寛太と、じいちゃんの名コンビ
- 大人っておバカさん
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督芦原健介
- 主演外波山文明
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友人の成功を妬んだ男が大切にしていたはずの日常を壊してしまう姿をシニカルに描いたドラマ。不動産会社の営業として働き、うだつの上がらない毎日を送る増田。増田と同棲している恋人の朋子は、そんな彼を笑顔で支えていた。しかし、増田にとって目障りだったのは、2人の友人である俳優の武藤の活躍だった。テレビに武藤の姿が映るたびにリビングに不穏な空気が漂い、増田と朋子の気持ちは少しずつすれ違っていく。武藤への妬みが抑えきれず、燃え上がる嫉妬の炎に翻弄される増田の前に、神父と名乗る怪しげな男が現れる。本作が監督デビュー作となる俳優の芦原健介が主演、脚本、編集を務めた。
ネット上の声
- 不動産会社にて働く主人公・増田は営業成績も悪く、うだつの上がらない日々を過ごして
- その神が悪ならばもっと嫉妬の神に振り回されても良かったのでは?
- いらいらするけど、人間らしくて
- 私には刺さらなかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督芦原健介
- 主演芦原健介